2011/04/30

地震の時のツリーハウス

3月11日の日本史上最大の地震(M9)、東北沖地震はすごかった。玄関に飛び出した。

ここ東京でも(震度は5)、大地がブランコのようにおおきく数秒の周期で数分続いた。
ガタガタという縦揺れではなかったのが幸い。

大地とそれに乗っかってる建物が一緒になって左右に大きく揺れるため、ゆれの割には家屋の倒壊は
(近所では)なかったようだ。

ただ電線が大きく揺れ、駐車場の車がゆさゆさとゆすぶられ、近くの家からはガチャ、ガチャと何度も何度も瓦が落ちて砕け散る音で、不気味な気分だった。

隣家からもコップの割れる音がする。ひとごととのように思ってたら、家の中に戻り同様な光景を見る。食器棚の観音扉が開きコップや、皿が落ちて砕け散り、足の踏み場もない、危険。
食器棚の天板上においたものも同様。食器棚自体は壁に地震防止の止めはしてあったのだが、ユラユラと揺れるゆれで振り落とされたのだろう。
観音開きは普段は便利だが、地震にはよくないことを知る。そのうちカンヌキのような小さな金具を探してこよう。(他の台所や玄関の天戸棚は自動ロックが掛かっていたので無事だった。リセット方法が?、ネットで調べる)。

家自体はどうもなかった(水平器で4隅の土台や壁を測った限りでは)が、ツリーハウスはどうなっただろうか?

台風で木々が大きく揺れることはよくあることなので、心配はしていなかったが、一応見てみる。


ーーーーーーーーーー
問題は1箇所だけ:大きくボルトが傾いて、今にも金具の幅ぎりぎりのところに↓ これ以上だと、2x8材にあけた穴が裂けるか、受けボルトがゆがむ。






強度確保と思って、金具の穴のうち(せっかく複数あるのだからと) 2箇所もボルト止めしたのが、かえっていけなかったようだ。
もともと揺れに対し、振り子のように動かないといけないのに、2箇所も止めたため全く自由がない。

ツリーハウスの水平垂木(2x8材)の方に無理が掛かり、垂木受けボルトが元の垂直から斜めになっている。


で、立木にねじ込んだ2本のボルトの内、下のはずし、(写真では右から)金槌でたたいて金具&
垂木受けボルトを垂直に修正した
(木に深く食い込んだ金具はたたいても動かないので、上のボルトも多少緩めてから、裏側の
ボルト頭を金具から避けて、たたく)。








PS:数日たって見に行ったら、金具がまたもとの溝に落ち込んで固定状態になっていた。で、溝に戻らないように、下のボルトも写真のように仮止めしておく。(これだと遊びが片方にしかとれないので、最終的には、深くなった溝の端を一部削って、金具が動きやすいようにする必要がある)。


他の金具(あと3箇所)は、まったく問題無し。メモとしてのスライドショー参照。


スライドにあるように、木にかけた「デッキ吊り下げ用ワイヤ」の緩みも直す(デッキに水準器を置いて、それを見ながら長さ調整用ネジを回す、ツリハウスのあちこちを水準器で。写真はココ)。

また、(本来ツリーハウスには必要ないのだが、揺れ防止のため取り付けた)数本の支柱もかなりずれていた。支柱の基礎はブロックを地面に置いただけ、これらも足で蹴飛ばし修正しておいた(笑)。


日本史上最大の今回の地震にたいして、「大きな」遊びを考慮して取り付ければ、市販の金具の組み合わせでも充分なことがわかった。ついついしっかり固定してしまいがちだが、固定しすぎないこと、でも、はずれないよう。






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