完成のツリーハウス(YouTube動画)
まず動画で、完成時にいろいろな角度から見た動画を示します。
[ブログ右サイドに同じ動画を貼り付けました]
仮に入れてあった揺れ止め用の長い筋交いを少しずつ取りはずしながら、そしてツリーハウスの揺れ具合を見ながら、窓のいくつかに正式な筋交いを入れてみた。それでも揺れ(木と木に渡した梁方向はほとんど揺れがないが、それと直交する方向の揺れ)がかなりあるので、土台の柱同士にも梁と垂直方向にに筋交いを入れてみた。これで大分しっかりしてきた。
それでもツリーハウス天井の揺れはまだかなりあったので、デッキ側の窓からの眺めは少し犠牲になるが、入口部の長い筋交いをもとに戻した。筋交いはやっぱり長いほうがよく効く。というより、よく揺れる支点を揺れない支点に筋交いで直接結ぶことが大事だ。個々の窓枠に筋交いをひとつずつ入れていくと、次第に揺れが収まってはいくが、収まるまでが大変だったが。
次はツリーハウスの床貼り。天井ロフトの床用に片面色付きのコンパネ2枚をすでに購入してあり、これを作業中はツリーハウスの(1階の)床に色付き面を下にして使っていた。今回、色付きの面を上にして正式に1階の床として貼り直した。これは当初の考えでないが(当初は普通の家に使ってあるようなスベスベした床材をはり、孫と寝るとか、酒飲んでそのまま寝られるツリーハウスを作る予定であったが)。でもこれで土足で上がれる見晴台の東屋風ツリーハウスとあいなった。
ハウス周りも壁板などで締め切らず、オープンのままにすることにした。ロフト床も今回は貼らず、とりあえずオープンのままにしておくことに。これだと風通しと見晴らしがよく、天井も高いので、雰囲気がいいからだ。
完成後早速デッキに簡易折りたたみ式の布製キャンプいすを出し、ランチとしてピザとコーヒーを。デッキはどんぐりの木の真下なので木陰となり、一日中涼しく、とても気持ちがいい。
デッキでゆっくり座っていると、今まで気づかなかったことに気づく。絶え間なく花粉や花びらが落ちてくるし、落下物の中には1mmほどの小さな小さなバター色の毛虫?の赤ちゃんが(まだ毛虫でなく毛のないサナギのようだが)、糸を引きながら降りてくる。それは時々空中で止まり、それから風で方向を変えながら、あるいは落ちる速度を調整しながら、移動して行くのをみると、あんな小さな虫にも、目があり、考える頭があるんだな、と思う。それにデッキ板上には下りず、うまくデッキの隙間から地上に降りたりする。うまいものだ。
また、ねむの木(多分)からのピンク色の毛状花びらにしても、いったんデッキの手すりで休み(なにか少し粘着するようなものをもっているようだし、中には垂直の木にもくっついて停まったりするのがいて)、その後、風で落ちていく様子などを見ていると、植物の花びらにもまるで目と考える頭があるのではと思ってしまう。これらを題材にして、こんど孫に自作の童話を話してみようかな。
ツリーハウスのデッキはなんでこんなに落ち葉や枯れ枝などが多いのか、と掃除していて不思議に思っていた。単に木の下だからなのかなと思っていたが、木ではそれだけ自然の営みが盛んに行われているということだ。
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